2月の終わりが早稲田の受験。
当日は本キャンの7号館での試験でしたが、帰りに大隈さんの前で突っころんで
鞄の中身をぶちまけるという失態を。まあ、こういうことやらかすとたいてい受かるんですよ。ちなみに中学受験のときは、合格発表の日雪が降ってて、正門前で盛大に転びました。しかも2回。転ぶとか、落ちるとか、受験には禁句でしょ?
だからみんな見て見ぬふりか、気の毒そうな顔して通り過ぎるんですが、無事合格だもんね~♪
合格発表の日、学校は卒業式の予行でしたが、早稲田の駅から学校に合格の連絡を入れたら、担任がクラスのだれかにそっと「吉田さん早稲田受かったって。びっくりだねえ」とささやいたとか。(誰だったかは覚えてないけど、本人から聞いたのです)だから、それくらいの無謀さだったのですよ、やっぱり。
その卒業式ですが、予行にでなかったので、進行がいまいちわかっていませんでした。会場はソニック。なのに私、「理事長賞」をいただくことになっていたのです。(それを卒業式当日に知る。理事長賞が何なのかわからないまま・・)
よくわかんないけど知ったふりして前に出て、校長先生からいただきました。
今も部屋に飾ってあります。こういうのがあるから、同窓会に呼ばれたのかなあ・・
すごく密度が濃くて、大事なことを沢山得られた高校生活でした。
中学がアレだったからというのもありますが、自分で選んだ初めての進路。
結果良い方向でしたが、もし悪いことがあったとしても、それはちゃんと受け止められたと思います。大切なのは「自分」が納得していること。今の社会って、自分で選んだような気になっているけど実は周囲の圧力で「選ばされて」いる場合が多いような気がするのです。何か意思をもって進めようとすると、すぐに排除される、もしくは「意識高い系」「流行りにのってる」と揶揄られる。
働き方改革やプログラミング教育、SDGsなんて世間が騒ぎ出すずーっと前(SDGs以外は創業からよ)からうちの会社は提唱してきたのにその時はスルーされてきました。
ほそぼそとプログラミング講座を子供向けにやってましたが、まったく反応がない。それでいてブーム?になると大手にもっていかれてしまう。
私たちの伝える力と資金力がないことが原因ですが、でも、それでも、耳を傾けてもらえなかったことは事実です。
今、なぜそれに取り組む必要があるのか。その先にあるのは「どういう社会にしたいのか」「どういう人材を育てたいのか」だと思います。私たちのビジョンをもっと明確に伝えていくこと。これまでもですが、これから私たちが力を入れるべきことは、そんなことなのかなと最近考えております。